居飛車穴熊と四間飛車穴はどちらが強い?

堅固な居飛車穴熊に堅固な四間飛車穴で挑むといった戦法です。

アマチュア間ではかなり以前から指されていましたが、プロ間では広瀬章人当時六段が四間飛車穴熊を用いて王位を奪取したことで認知されることに成りました。

ちなみに四間飛車穴熊を得意とする広瀬章人八段は「穴熊王子」と呼ばれています。

穴熊対穴熊で五分五分といった印象を受けますが、

実際には居飛車側の角は攻めに使いやすいのに対し、振り飛車側の角は攻めに使いにくいので多少居飛車穴熊側に分があると考えます。

四間飛車側の角筋が玉に直通しているのを利用して飛車を再度左辺に展開し右辺での戦闘を試みることもできますが、穴熊特有の戦い方に私は非常に苦戦しています。

単純に駒を捌いたり駒特を目指す指し方ではなく、桂損してでもと金量産を優先したり、左辺を突破されてもと金量産を優先する指し方はとてつもなく難しく、穴熊マスターになるには相当なセンスと場数が必要になります。

また、左金の位置にも気を使います。

47に配置して左辺に飛車を回らせ左辺での攻めを狙うか、58金型のまま闘うか、38金でガッチリ穴熊を組むか、はたまた右辺で守りに使うか。

金一つの配置とっても状況によっては命取りになりかねないのが四間飛車穴熊だと思います。

しかしこの四間飛車穴熊を完璧にマスターできれば必ずや振り飛車の天敵である居飛車穴熊に怯える必要が無くなり、堂々と振り飛車を指せることでしょう。

2014年8月3日 コメントは受け付けていません。 将棋の戦法