ダイレクト向かい飛車の打ち方と対策

075244ダイレクト向かい飛車は佐藤康光九段が考案した角交換をした後77に銀を上がっておき飛車を向かい飛車に振る戦法です。

従来は向かい飛車に振った直後に、先手なら45角と打たれて両成りが受からず振り飛車損という結果でしたが、佐藤康光九段は角打ちには先手ならば36、後手ならば74に角を合わせれば、67に角を成られても68金で角が取れる為問題無いと本戦法を採用されました。

銀を上がっておかないと、△45角、▲36角、△67角成、▲68金のときに66に角を引かれてしまうため、銀上がりは忘れないようにしましょう。

但し角を取れるからといって優勢になるというわけではなく、68金に35歩で相手方も角を取り返す事が出来、この後は定跡が関係ない大乱戦の将棋に成ります。

普通の振り飛車は角交換後に向かい飛車に振る場合、先述の45角の筋を嫌い一度4筋に停車して38玉で27の歩に紐をつけてから向かい飛車に振る為、手損が激しく相手に出遅れる事があったのですが、ダイレクト向かい飛車は手損が無く一気に向かい飛車に振ることができます。

よってダイレクト向かい飛車は手損をしないメリットと相手方に大混戦に持ち込ませる選択権を渡すデメリットがある戦法と言えそうです。

無論、力戦歓迎と言う実力党の人にはもってこいの戦法であることは一目瞭然です。

2014年8月3日 コメントは受け付けていません。 将棋の戦法